10月後半まとめ
次々やってくるレポート、レポート、中間考査、レポート…皆様如何お過ごしでしょうか。秋学期はまだまだ終わりません。
今期間の土曜日は稽古場所が大学側の都合で利用できず、歯がゆい思いをした方も多かったのではないでしょうか。
また、木曜日は前主将の東田さんがよくいらっしゃって下さったため、いつもとは違った視点で技を沢山見られる良い機会でもありました。
稽古内容は、基本的には火曜日に昇級練を行い、木曜は技の稽古を多く取り入れました。
毎回冒頭でする体の転換に様々なやり方があるように、基本的な技でも教える人によってやり方が大きく異なることの面白さを是非楽しんでほしいですね。
技の内容は、基本三種に加え、呼吸投げでは背が極端に高い相手への対処や、天秤投げでの添える手との位置関係など、技の形に捕らわれない、力の流れを意識した技を多く行いました。
技のレパートリーが多いかおりの稽古では特に沢山の派生技や基本の重点をしっかり押さえた稽古を、
音谷君は基本的な技を総合的に出す自由技で確認の機会を設けながらアドバイスしてゆく稽古でした。
特に基本三種に比べてまだ練習時間の浅い後ろ両手取りに関しては、そのままでは切り落とされてしまう弱い形だったり、張った手が切り落とされないようにと意識しすぎて腰を落とすことがおろそかになっていたり、或いは力で強引に引っ張っていたりと様々な癖が見えました。
しかし、どの技に関しても言えるのは、入り身がしっかりできることが第一に大切だということです。
特に乱取りになると入り身が出来てないゆえに出せる技が偏ってしまったり、移動が多くなり極端に疲れてしまったりと様々な弊害を生じます。